商品番号:1488056
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
繊細でいて力強い古典の意匠を
その独自の織り技法によって表現した逸品。
帯に造詣のある方なら必ずや耳にされたことがございましょう…
織りの宝石、佐波理綴(さはりつづれ)。
繊細でいて力強い古典の意匠をその独自の織り技法によって表現した逸品をご紹介致します。
本当に良きものをお探しの方に…
お目に留まりましたら是非、お見逃しございませんようにお願いいたします。
【 お色柄 】
しなやかでありながら、
ほどよく感じられるシャリ感に、見た目からは想像できないほどの軽やかさ。
重厚な彫金を思わせる表情でありながらも、
お手にとっていただききますとその地風は、良い意味で予想を裏切ります。
玉虫のように変化する箔糸使いは、
銀鼠色と藤紫色の濃淡を基調として…
これぞ千変万化、それでいてさりげない
これぞ佐波理綴ともいえる、美しい箔のお色使いで、
彫金細工のような美しさを魅せながら、『近東花飾友』と題された、
装飾紋様を織りなしました。
もう片面には幽玄なグラデーションの箔使い地に
市松がリズミカルに織り描きだされております。
【 商品の状態 】
お仕立て上がりで未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、レセプション、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています