商品番号:1524987
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
故・久保田一竹氏の辻が花とのコラボや、故・ダイアナ妃に
献上された帯として名を馳せた…
高級袋帯の代名詞ともなっております『佐波理綴(さはりつづれ)』。
今回ご紹介のお品は佐波理らしい箔糸使いに
古典柄の構成のお品で、その煌びやかな表情は
流石宝飾品に例えられるだけのことはございます。
これほどの力がございましたら、きっと帯姿となりましても
目を釘付けにする、誘引力はそのままでございましょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
織はしなやかでありながら、程よいシャリ感。
重厚な彫金を思わせる表情でありながら、予想をよい意味で裏切る、その軽さ。
玉虫のように色彩変化を生み出す箔糸使いは、
老緑色を基調として、は差し込む光で浮かび上がる木々の情景を。
裏面は表とは異なるトーンの箔糸使いにてグラデーションの
段暈しが織り出され、こちらもご使用いただけます。
はやりすたりなく、末永くお締めいただける逸品。
フォーマルシーンにご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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