商品番号:1487532
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
まず、お品がございません。
西陣の超逸品もんやさん、【泰生織物】の大変レアな夏八寸名古屋帯。
独自の芸にて織り上げた、よろい織夏八寸帯のご紹介です。
夏カジュアルに、ワンランク上のお洒落を演出いたします。
夏の逸品をお探しの方に心よりおすすめの一本でございます。
無地調のお品は人気が高く、いざお探しになっても中々見つかりません。
いまでは本品のような夏の高級物を制作されている機屋さんが何件あるか…。
今後どんどん少なくなってくるお品でございます。
まだお色柄を揃えてご紹介の叶ううちに…。
希少なお品をこの機会に是非お手元でご愛用くださいませ。
【 色柄 】
変わり紗のよろい織は、変わり組織りにて羅のような表情も。
あたかも鎧のように見えるところからよろい織と呼ばれております。
夏八寸の中ではやや薄めのしなやかな風合いが特徴です。
シンプルなお色で綾なす組織美しく。
白色と白藍色による市松の意匠を織り上げました。
実に功妙な手技にて織り上げられたその表情は深い奥ゆきを魅せております。
その複雑な糸の綾なしはざっくりとした素材感を感じさせながらも、
遠目には一枚のヴェールのような透明感。
見つめるほどに不思議な錯覚に囚われるような…
無限の奥行きと共に、涼味溢れる本当に美しい仕上がりです。
【 羅織について 】
羅とは搦み織りの一種で、
太撚の絹糸を使い、振綜(ふるえ)という経糸を自在に動かせる装置を備えた機で織ります。
1本の経糸が左右の経糸と捩れ、
そこに緯糸を通して搦みを固定し網目状の隙間をつくっていきます。
【 泰生織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.8
1836年(天保7年)創業
1957年(昭和32年)設立
前身は明治期の西陣屈指の機屋・泰成織物。
1957年に「新たに生まれる」の意を込め
「泰生織物株式会社」を設立。
高級工芸帯地の織元として現在に至る。
織技術・締めやすさへの工夫にはじまり、
絹と箔をたくみに用いながら意匠力、
独自の配色など有形無形の技と品質に
こだわりを持って帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
泰生織物謹製
全通
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など
この商品を見た人はこんな商品も見ています