商品番号:1484632
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
お着物好きの方なら、一生に一本は欲しい「龍村平蔵製」のお品。
長年に渡り普遍的な人気を誇るシリーズを仕入れて参りました。
一目でわかる龍村平蔵氏の織美への感性。
歴史に残る卓抜した芸術品をご堪能ください。
お仕立て上がりだから叶うお値段。
状態も大変良いお品でございます。
このように好条件でのご紹介、
また、、とお約束はできません。
お目に留まりましたらお早めにどうぞ!
【 お色柄 】
素材感漂う深い臙脂色の地。
その上に織り込まれていますのは「甲比丹孔雀」と名付けられた伝承される柄行。
美しいコントラストを見せる彩りが独特の世界観を表現し、
艶めく箔使いがさりげなく龍村らしさを伝えてくれます。
悠久の美をもって末代までお譲りいただける美術工芸品的な1本です。
名門の名に恥じない一目でわかる名門龍村の織美への感性。
独特の緻密で大胆な、歴史に残る卓抜した芸術美は本当に見事です。
是非お手元にてご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
※この頃の龍村平蔵製のお品は、目上のお方とお席を共にする場合に
帯巾が同じであるのは失礼にあたるとされていたため、
帯巾も八寸ではなく7寸7分前後のやや狭い帯巾で誂えられていたようです。
【 初代・龍村平蔵(号・光波)について 】
染織工芸作家
伝統的な西陣にあって、常に斬新な発想と
革新的な技法の習得により新境地を切り開いた名匠。
奈良県の正倉院に収蔵されている正倉院裂の
復元の第一人者。
生涯で70種もの日本の宝物の復元に成功した。
【 経歴 】
1876年に大阪の両替屋の豪商の家に生まれる。
16歳のときに祖父が死去し、それを機に家業を継ぐ。
1894年には18歳で織元として独立、その後1906年に
京都で龍村織物製織所を設立。
当初は販売に従事していたが、徐々に織物の技術に
興味を持ち、研究を開始。
研究の結果、帯に奥行きと彩りを与えた
高浪織(たかなみおり)や、意匠に立体感を出すため
糸に凹凸を持たせる纐纈織(こうけちおり)などの
数々の技術を生み出し特許を取得。
後、苦心して開発した織技法が次々と同業者に
模倣された事で古代裂の復元研究に没頭。
「どんな複雑な組織の織物も、経糸と緯糸によって
構成された、理屈で割り切れる偶数の世界」ととらえ、
「美」という3つ目の要素を加える事で織物を芸術という
高みに押し上げた。
1956年には染織工芸界の新たな可能性を切り開いた
数々の業績に対し、80歳にして日本芸術恩賜賞を受賞。
1962年 没、享年86歳。
龍村平蔵の子息は
謙・晋・徳・元の4人
このうち謙が二代龍村平蔵(号・光翔)、
元が三代目平蔵(龍村美術織物経営)。
現在は龍村旻が龍村美術織物を経営、
2006年4月に四代目龍村平蔵を襲名
絹100% (金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m 帯巾約30cm(7寸9分)
本袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お食事、音楽鑑賞、観劇、趣味の集まりなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、御召、小紋、紬など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています