【 仕入れ担当 田渕より 】
コーディネートのアクセントにも!
老舗中の老舗、やまだ織より
さらり、しゃりりとした質感が味わい深い本塩の道中着をご紹介いたします。
何枚あっても嬉しい羽織モノ。
防寒対策はもちろん、やはりお洒落にだってこだわりたいもの!
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
シャリ感感じる黒色の地。
その地にグレーにて2つの縞文様を表現しました。
シックで落ち着いた印象の一枚。
大人女性だからこそお洒落に着こなせる一枚と存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 本塩沢について 】
国の重要無形文化財である越後上布より受け継がれた技を絹織物に取り入れ、
古くは塩沢お召として愛され続けております。
経済産業大臣指定、伝統的工芸品のマークが貼られる本塩沢。
それは、以下の要件を満たすものだけに限られます。
≪技術又は技法≫
(1)先染めの平織
(2)縦糸の絣と横糸の絣とを手作業により柄合わせし、絣模様を織り出す事
(3)地糸に使用する横糸は、米のり、その他の植物性糊料を用いる
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
(4)絣糸の染色法は「手くくり」「手摺り込み」「板締め」
又は「型紙なせん」による事
(5)しぼ出しは「湯もみ」による事
≪使用する原料≫
糸は生糸を使用する
≪製造される地域≫
新潟県南魚沼郡塩沢町・六日町
その特徴は、緯糸に強く撚りをかけることで、さらりとした中にも
しっかりとしたシボ立ちを感じさせ、独特のシャリリとした地風にあります。
他の産地織物には変えることのできない独自のあたたかさを感じさせてくれます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100 (縫製:ミシン)
背よりコート丈97cm (2尺 5寸 7分)
※ガード加工済み
道中着丈 | 97.5cm(2尺5寸7分) |
---|---|
裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 52cm(1尺3寸7分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 27.5cm(7寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。(ミシン縫製のため)
※ミシン縫製につきましては、お直し時に針穴が
目立つ可能性がございますのでお直しはおすすめできません。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月から翌3月の羽織、コートの時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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