【 仕入れ担当 田渕より 】
他の機屋とは一線を画した独自の美の感性…
数々の名品を生み出している西陣の名門機屋、白綾苑大庭。
独自の色彩センス、意匠構成、そして織り味。
唯一無二の逸品ばかりを創作されている織匠のお品のご紹介です!
【 お色柄 】
地のお色は上品な浅黄色。
六通に渡って番傘や桜に梅などが彩り鮮やかに織り表されました。
伝統的な古典柄をこれほど印象的に仕上げる、これぞ大庭と言えるセンス。
実に大庭らしい感性に…
金銀のあしらいはごくわずかに、あくまでさりげない華やぎを添えるのみ。
あくまで大庭らしい彩りの競演をお楽しみいただきたく思います。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 白綾苑大庭について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.840
1951年(昭和26年)創業
創業者:初代・大庭清三郎(大庭機業店)
大庭独自の撚糸法で製糸した諸糸、葛籠糸を使用、
見る人の目を引く大胆な図案や配色が特徴的。
表地、裏地共に同じ地合で同じ職人が
同じ機で製織している。
タレ先、または裏地に鳳凰印(鳥マーク)が
織りだされている。鳳凰印は創業当初から使用している
商標登録で、初代・清三郎が目指した華麗で
雅な織物を鳳凰に見立て作成された。
【 沿 革 】
戦前初代・大庭清三郎が他同人と共に織物製造
同人「白綾苑」を発足。
1951年 前身「大庭機業店」を創業
1972年 株式会社に法人化「白綾苑大庭」へ名称変更
1980年 織物研究室「テキスタイルハウス・オオバ」設立
2015年 大庭健嗣 代表取締役社長就任
2017年 大庭健嗣伝統工芸士認定
経済産業大臣指定伝統的工芸品
西陣織製織部門
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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