商品番号:1560120
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
格調高い織の世界を築き上げてきた、
時を超えて愛され続ける美の象徴。
名門、龍村美術織物より
特選本袋帯のご紹介です。
古典文様の精神を受け継ぎながらも、独自の美意識と高い織技術で、
まるで美術工芸品を纏うかのような気品…
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
極しなやかに、しっかりとした厚み。
その手触りだけでも、どれほどの表現のこだわりがあるか、感じられずにはいられません。
「 楽遊鳥華文 」こう銘打たれた作品です。
絹艶美しく、意匠の映える清雅な白色の帯地に、
濃淡の金の太箔や多彩な絹糸をたっぷりと用い、
伸びやかに咲く華の間を優雅に飛ぶ鳥の様を織りあらわしました。
美しく光を捉える金糸使いに清雅な銀の箔糸、
橙色と薄水、浅緑などの絹糸のアクセントや、
絹糸に箔糸や金糸を重ねて織り上げた様はなんとも美しく…
卓抜した色彩センスもご堪能いただけることでしょう。
晴れやかな場において装いの格を確かに高め、
古典の美意識を現代に伝える一条。
龍村ならではの気品と風格が、特別な日を華やかに彩ります。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No644:龍村美術織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など