商品番号:1558451
(税込)
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本物の「本塩沢」を織り上げることのできる数少ない織り元のひとつ、
「星野織物」謹製の特選夏塩沢着尺です。
【仕入れ担当 吉岡より】
サラリと軽い肌触りと、シンプルなデザインに惹かれ
仕入れて参りました!
玉糸や生糸を八丁撚糸機で「駒撚り」した絹糸による
軽やかで通気性に優れた一枚は、見る方にも涼感を与える
上質の夏きものです。
中でも特に着回しの効く良柄でございます。
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
シックな焦茶色を基調とした絹地一面に、
白い「千筋」模様を込めたシンプルな一枚。
サラリとした軽い肌触りの素材感を楽しんで頂ける夏塩沢です。
手織独自の有機的な自然の風合いがぎゅっとこもったお品。
越後上布の伝統技術を培った雪国の里で織り上げられた本当に素敵な絹織物。
一生お召しいただける盛夏用の夏塩沢ですので、
終生大切にしていただければと存じます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹100%
長さ約12.8m 内巾38cm(裄丈72cmまで)
塩沢織物工業協同組合の証紙が付いております。
星野織物謹製
◆最適な着用時期 7月・8月(盛夏に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽などのカジュアルシーンに。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。