商品番号:1558071
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
この面持ち…
きっとみなさまお分かりいただけましょう。
今はなき染の北川さんが染め上げられた創作品。
現在では物作りをされていませんが
本品は問屋さんが大事におもちになっていたものを特別にご紹介させて頂けることになりましたお品です。
当時の相場からするとかなりお値打ちになっていますので
北川ファンの方にぜひおすすめしたいお品です。
希少な夏物でございます。
自信を持っておすすめ致しますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【お色柄】
するりとしなやかな肌すべりの、上質な絽地。
白生地には五泉の駒絽地を使用しております。
五泉の駒絽は、越後(新潟県)の五泉市で産出される織物ですが、
五泉の織物の歴史は古くは五泉平(袴地)から始まり、
年間の平均湿度75%という絹織物にとって好条件に恵まれ、
現在は平絽・駒絽などの夏物白生地の品質が良く定評があります。
穏やかな潤色のその地に、
シンプルながらセンスを感じさせる、
女郎花の意匠を浮かび上がらせました。
彩りのコントラストが、絶妙な奥行きを感じさせてくれる…
まさに”はんなり”とした面持ちです。
夏の行楽、観劇、趣味のお出かけから軽いパーティーにまで、
本当に幅広いシーンでご活用いただけることでしょう。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ12.3m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
白生地は、五泉市江口ブランドの特選駒竪絽地を使用しております。
※残念ながら2017年にお店を閉められた為「染の北川」の作品が新たにつくられることはございません。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶会、音楽鑑賞、観劇、お出かけなど
◆あわせる帯 綴れ名古屋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。