商品番号:1556019
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
ほとんど市場にも出回っていない稀少紬…
新潟県長岡市でこつこつと製織されている「本場越後 栃尾紬」。
織物ファン必見の珍しい袋帯を入荷いたしました!
中でも軽やかな夏の生地に、京友禅の名工【雅染匠】で染めを加えた
単衣から盛夏のカジュアルシーンにおいて着回しの効く重宝の一条です!
まず滅多に出会わない希少な工芸品ですので、
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
ざっくりとしてしなやか、横段状に透け感も備えた絹地は、
太細のある紬糸を用いて全体に凹凸も感じる独自の風合いに仕上げました。
地色は絹本来の自然なオフホワイトを基調として
一面に茶色を重ねて「波涛文」の染めを施しました。
お太鼓、前柄の位置にのみ金彩を施し、
全通に渡る柄の中で引き立つように仕上げております。
織の風合いと染めの繊細さの両方をお楽しみ頂ける
大変希少な一枚です。
末永くお召し頂ける、シンプルさが魅力の洒落帯でございましょう。
ぜひ、この豊かな風合いをお手元にてご堪能いただきたく存じます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 栃尾紬について 】
新潟県長岡市の栃尾地域で
江戸時代中期に興った絹織物。
家内で自給自足の平常着として
作られていたものが栃堀村の里庄、
植村角左衛門により郷土の産業として奨励され、
越後の特産品として全国に名を馳せたと言われる。
現在では栃尾で織られた、手織、機械織りも含め
紬糸だけではなく繭から引いた手引きや
機械引きの絹糸、節糸で織ったものも
総称し「栃尾紬」と呼ばれている。
平織のみではなく、綾織や八つ橋織など
織り方も様々で、糸織りを主としながら玉糸や
節糸を用いるなど工夫がこらされた絹織物である。
一見すると綿織物のような地風であるが
絹特有の光沢があり、しぶく目立たないため
凝った趣向とすぐれた品質が評判となり
主として江戸の町人の伊達者間でもてはやされた。
絹100%
長さ4.6m(お仕立て上がり)
お太鼓柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏 <6月~9月>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、お食事、街着など
◆あわせる着物 お洒落訪問着、色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。