商品番号:1554474
(税込)
【【仕入担当 竹中より】
証紙など紛失されておりますが
過去の取り扱いから
西陣 となみのお品に間違いございません
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
使用感もほとんどないおおむね美品でございます
【お色柄】
おしゃれものから正統派のフォーマル帯まで、
創作力溢れるものづくりで西陣でも代表的な織元【となみ織物】。
百貨店や呉服屋でもお馴染みですし、
有名キモノ雑誌でも毎号のように作品が紹介されておりますので、
ご存知の方も多くいらっしゃることと思います。
今回ご紹介致しますのは、あえてお色数を抑えてすっきりと織りなした、
都会派モダンな仕上がりの作品です。
しなやかに織りなされた
紹巴織の帯地はからしとモスの市松模様
さらりとしたその地に吉祥の宝紋がちりばめられました
もう片面も同じ紹巴織によろけるような
ボーダー紋が織り出されています
両面それぞれ異なる構図ですので、
着姿に合わせて様々な印象に。
構図・色彩・お柄。
シンプルながら随所に高いデザイン性が感じられます。
様々な場面に合わせて重宝していただける品良き一条。
名門のこだわりの一条を是非お手元でご堪能くださいませ。
どうぞお見逃しのないよう、お願いいたします。
【 となみ織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.452
1919年(大正8年)創業
嘉永3年(1850年)、初代礪波宗介が富山県砺波より
組紐師として入洛し創業。後、京都御所の御用となり、
組紐屋から織物へ発展、現在では西陣有数の
帯メーカーのひとつとなった。
日本の伝統産業を担うものとしての責任と誇りを持ち、
時代の新しい美しさを追求したモノづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ:4.5m
耳の縫製:かがり縫い
お柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、など
◆あわせるお着物 お洒落訪問着、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。