商品番号:1554263
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
先日惜しまれつつも返還された4頭のパンダたち。
ずっとずっと、忘れない、忘れたくない…
あの愛らしい姿と癒しの記憶を、いつまでも身近に感じられる――
Always Together!!
そんな想いを込めた、心ほころぶパンダ柄の八寸帯をご紹介します!
織り上げたのは西陣の名機屋【織紫苑(おりしおん)】。
デザイン性はもちろん、織りの表情、
素材の使い方にも納得の仕上がりで、ひと目で心惹かれる素敵なお品です。
話題にのぼる帯姿をどうぞお楽しみくださいませ!
【 お色柄 】
愛嬌たっぷりのジャイアントパンダをモチーフにした、遊び心あふれる一品。
ぜんまい糸を織り込んだ黒色の帯地。
その風合いはしっかりした織りくちながら大変しなやか。
お柄にはちょこんと座る姿が愛らしいパンダが表されました。
耳と足裏の肉球にはモール糸が用いられ、
そのふわふわモコモコとした風合いと相まって、
シルエットが本当に愛らしい仕上がりです。
小紋や織りのお着物などのカジュアル着に合わせて
楽しく個性を感じさせる後姿をお楽しみくださいませ!
見る人の心を和ませ、思わず笑顔になってしまう――そんな一品です。
【 織紫苑について 】
250年以上も続く超有名老舗帯屋さんから独立して、
独自の新たな帯を創作されている名機屋『織紫苑』。
雑誌「美しいキモノ」にも数多くの商品が掲載される、人気織屋さんです。
もちろん織りくちはしっかり、値ごろの帯よりもワンランク上のお品を制作されていらっしゃいます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(一部ぜんまい糸・モール糸使用)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2530 織紫苑謹製
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 気軽なお食事、街歩き、ご趣味の集まり、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物