商品番号:1554238
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
最近ではなかなかお目にかかれない、数少ない西陣手織りの上質なお品物。
洒落帯の名門、【まこと織物】より、
手織すくいの技法で織り上げられた
珍しい夏の八寸帯のご紹介です。
手にとって見た途端、思わずため息がでるような…
質感、デザインともに妥協なく仕上げられた逸品です。
本物の質感をどうぞお見逃しないようお願い致します。
【 お色柄 】
節感にざっくりとした素朴な味わいを感じさせる透ける帯地。
地色は爽やかな淡黄色です。
「網目紋」のデザインの内側の地は
よろけたように表情に変化をつけて織り上げられております。
手織りならではの立体感あるラインが、光の角度によってさりげなく浮かび上がり、
夏のきもの姿に凛とした表情を添えてくれます。
シンプルな色遣いながら、洗練された構成で目を惹く一本。
夏の小紋や紬、麻着物などに合わせて、夕涼みや観劇、街歩きに。
粋をさらりと結ぶ、大人の夏の装いにおすすめです。
【 まこと織物について 】
洒落の名門として名高い名門機屋。
昭和30年代初めに、吹上真治、細見華岳(人間国宝)、所属の職人の
三人で「まことのすくい」を創り上げました。
すくい織・よろけ織による手織りの温かさが
感じられる逸品を創作されており、
『まことのすくい』、『まことのよろけすくい』は
商標登録されています。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合 証紙No700 まこと織物謹製
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、趣味のお集まり、お食事、街歩きなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物など