商品番号:1554044
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
贅沢な金彩加工が施された意匠。
お召しになると和姿が華やかに。
華美になりすぎないのは流石のバランス感覚。
芸術鑑賞や女子会、ランチなど、カジュアルシーンを彩ります。
伝統の上に決してあぐらをかかず、老舗の良心にかけて一品一作に心を込めて。
息の長い本物の意匠、本物の着物づくりに取り組んでいらっしゃいます。
その染の老舗【岡重】が丹精込めて染め上げた、豊かな色彩に、見事な意匠の世界が繰り広げられた染袋帯をご紹介いたします!
中でも特に鮮やかなお色で染め上げられた良色柄を仕入れて参りました。
現品限りのお値打ち価格でご紹介。
ぜひこの機会をお見逃しないようにお願いいたします。
【 お色柄 】
緯糸に節感のある紬地。
意匠を引き立たせる上質な生地感でございます。
その地は爽やかな白緑色を基調にして。
意匠に描き出されたのは、唐花更紗のお柄。
その独特の世界に、思わずため息が出るほどです。
ひとつひとつは繊細ながらも、全体として驚くほど存在感に満ち溢れて、心華やぐ仕上がりとなっております。
【 アタカス・クリキュラについて 】
絹には家蚕と野蚕があります。
野生で育った野蚕は、種類が多く繭繊度も多様。
家蚕と野蚕の大きな違いは、繊維の中の孔の密度です。
家蚕の方は小さいな孔が開いて密度が低くて、空気をふくんでいるので、非常に軽くて温かいです。また、紫外線防止力・保湿力・抗酸化力・酸素透過性・生体親和性に優れています。
代表的な、日本のテンサン繭は緑色、インドのムガサンはゴールデン、
そしてインドネシアのジャワ島に生息する、クリキュラ・トリフェストラータは自然な生成り色です。
高さ10m以上の果樹の葉につくため、発見が非常に困難な糸は
家蚕にはないざっくりとした独特の素材感がお楽しみいただけます。
【 岡重について 】
1855年(安政二年)創業
長きにわたり京友禅に携わり、 老舗の良心にかけて
一品一作に心をこめて息の長い本物の意匠、
本物のきものづくりに取り組んでいる老舗。
着物、帯の他に手掛けるブランドとして
■OKAJIMA 1993年発表
京友禅の技術を駆使して製作した商品。
フォーマルバッグ、カジュアルバッグ、風呂敷、
小袱紗、和装小物など
■MAJIKAO 1996年発表
明治・大正時代に岡重が手掛けた羽裏柄より、
新たに型を起こし染め製作した羽裏文様の商品群
バンダナ・ハンカチ・風呂敷・和装小物など
■唐様三昧 1998年発表
古来より、世界の人に親しまれている更紗文様を
独自にアレンジした商品
漆塗り筆ペン、懐中時計、ルーペなどの和装小物
■IMAN 2002年発表
インドネシアの伝統的なバティックと京友禅の技を
コラボレートした岡重オリジナルのアート布を用いた商品
ショール、筆ペンケースなど
がある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷の季節
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、紬など