商品番号:1551626
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
しなやかな帯地に、静かに心を委ねるように咲く…
染め帯ならではの柔らかな気品と洒落味漂う一条を仕入れて参りました。
控えめながらも感性を映す意匠は、しとやかな余韻を与えます。
優美な構図と繊細な配色は、日常の中に凛とした美を添えてくれる存在です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな帯地はごく淡い灰桜色。
お太鼓には蔓草が緩やかに流れ、葵が染めなされました。
伝統と装飾性が穏やかに溶け合い、品のある色使いが全体の印象に格調と優美さをもたらします。
小紋や無地、織の着物などと合わせて、観劇や食事会、気の利いた街着にぴったりの一本。
派手になりすぎず、それでいて確かな印象を残す品の良い帯です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 庵劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。