商品番号:1550465
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
昨今めっきりと見かけなくなった、
本場夏大島紬のご紹介です!
一般的にご紹介の多い横双の作品ではなく、
しっかりとしたタテヨコの絣合わせ、
さらには難易度の高い一元式の作品でございます!
涼味ある「シャリ感」と「透け感」が、
数ある夏織物のなかでも人気の高い夏大島…
しかしながら夏大島は通常の大島紬よりも、
非常に絣合わせが困難なため生産数が少なく
中でも一元式は、通常のカタス絣よりも
絣糸の割合が多いため、その分難易度の高い作品となります。
一元式の夏大島は滅多と見かけることがなく、
弊社でのご紹介も数年ぶりとなります。
次回のご紹介はお約束できませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
絹地の風合いは、夏の透け感も備えつつ大島らしいシャリ感のある地風。
スルリと肌すべりの良い触感は、他のどんなお着物にもない
大島特有の肌心地の良さがございます。
シックな黒褐色を基調にして、
緑色の絣糸を用いてシンプルな市松模様を表現しております。
本当に気が遠くなるほど。
大島紬が世界最高峰の絣技術を持っていると言われるのも納得でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
絹100%
長さ12.8m、内巾38.5cm(最大裄丈約73cm、最大袖巾約36.5cm)
◆最適な着用時期 5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、食事会、街着など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。