商品番号:1549762
(税込)
【【仕入担当 竹中より】
今回ご紹介致しますのは、きもの雑誌などにも掲載のある、
小森草木染手織工房の小森久氏が織り上げられたひと品。
シンプルながら飽きのこない織上がり
ぜひお手元でご照覧ください
【商品の状態】
リサクル仕立て上がり品として仕入れましたが
締めあともわずかなおおむね美品でございます
【お色柄】
丁寧な草木染で仕上げられたこだわりの1本です。
草木染は、自然の材料を用いて自然の色を再現しようというものです。
秘境の里、筑前の国秋月の山郷の草木を採集し丹念に染め上げ、
岩清水の湧き出る谷川ですすぎあげた逸品です。
もちろん織にも大変気を使われております。
草木染のしっかりと心に染み入るシックな色彩にて
まるでさざ波のような意匠が丁寧に織りなされました。
桜色や赤色、緑色といった色彩が、
くっきりと冴え渡って…
やわらかで軽い風合いの仕上りは、
熟練の匠の成し得る逸品の風格を漂わせています。
お仕立てあがりならではのお値打ち価格です。
どうかお見逃しなきようお願いいたします!
【 小森 久 プロフィール 】
昭和3年、筑前秋月(福岡県甘木市)生まれ。
自らの手で生み出した『本・草木染』の独創性と高い技術が評価され、
昭和50年には甘木市無形文化財に指定される。
以来、博多織求評会や全国織物大会などで、文部大臣賞、厚生大臣賞、
東京都知事賞、全国百貨店賞といった大賞を次々に受賞。
薬草に関する研究も高い評価を受けている。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風繊維以外) 長さ約4.5m
耳の縫製:袋縫い
お柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、初釜、式典、お付き添い、パーティーなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、紋付色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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