商品番号:1549042
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
琉球の太陽と風に育まれた織物。
古来より沖縄に根づく自然布の宝…
琉球の染織作品の中、とくに自然布の中で、
最も有名と言っても過言ではないでしょう、
いつかは…と憧れる“芭蕉布”の特選九寸帯のご紹介です!
芭蕉布を探されてる方の多くが
「喜如嘉」の芭蕉布をご所望されてることが多く、
新品では言わずもがな非常に高額に…
リユース品ですと証紙がなかったり状態が悪かったり…
そんな中、
証紙もきっちり揃った良き状態の作品に
出会うことができました!
平良敏子氏の想いと共に真心込めてお届けいたします。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
心地良いシャリ感に、自然の恵みを感じる節の感触…
まさしく命を織り込んだ至極の布といえるでしょう。
芭蕉布ならではの薄茶色を基調として、
片側には藍下黒(あいしたぐろ:濃藍の上から黒で
そめたかのようなわずかに青紫みのかかった黒)色の経糸を織り込み、
もう片側には焦茶色と黒紺色の縞模様を織り上げております。
夏の風情溢れる、シンプルな柄のおひとつでございます。
いつかは芭蕉布をとお考えの方、本物の芭蕉布をお探しの方に
持っていただきたく存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 芭蕉布について 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
糸芭蕉から採取した繊維を使って織られた布。
日本の別名は「蕉紗」。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられ、沖縄本島の北部に位置する
大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか)が
主な産地である。
1972年、沖縄が日本に復帰すると同時に、
芭蕉布は県の無形文化財に指定され、かの平良敏子氏が
その保持者としての認定をうけた。
1974年には大宜味村喜如嘉の芭蕉布が
国の重要無形文化財に指定された。
糸芭蕉の繊維は麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、
風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りとなるため、猛暑で夏の長い、
亜熱帯気候の沖縄に最適な織物である。
芭蕉布の原料となる糸芭蕉は、3年ほどかけて
人の背丈を超える大きさになったところで
やっと採取可能な状態となり、1本の糸芭蕉から
20グラム程度という極僅かな採取量である。
1反の布を織るには200本の糸芭蕉が必要とされる。
手績み芭蕉糸100% 長さ3.65m
柄付け:全通柄
染料:琉球藍、車輪梅、相思樹、福木、マンゴー、茜
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる着物 夏の小紋、織のお着物、上布、自然布のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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