商品番号:1548743
(税込)
【仕入担当 竹中より】
問屋さんの長期在庫処分品!
今回ご紹介いたしますのは、紹巴織の全通の袋帯です。
紹巴(しょうは)織とは、地の経糸(たていと)とは別に、
柄を表す経糸(たていと)を織りあらわす技法のこと。
染めのような絵画的な織り上がりと
一枚ベールを重ねたような滑らかな生地風にキュッと締まる締め心地が魅力的です。
【お色柄】
淡い柳鼠の地に全通にわたり
織り出された花枝蕾模様。
地になじむ淡い藤鼠や墨色が
奥ゆきある帯姿をつくりあげます。
全通に織り上げられておりますので柄合わせもお気になりません。
織のおきものから、小紋、色無地などに、
さりげなくもセンスを感じさせる一条
大人のカジュアルを演出する
上質しゃれ帯として自信をもっておすすめできるひと品です。
ぜひこの洒落味をご堪能くださいませ!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ4.35-4.62m(お仕立て上がり時)
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 40-
◆着用シーン 茶席 ショッピング 観劇 美術館 食事会
◆あわせる着物 おしゃれ 訪問着 色無地 付下 お召 小紋
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
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