商品番号:1548519
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
工芸帯の名門 譽田屋源兵衛より
特に今回のお品は他の名古屋帯にはない高級感が溢れ出る一条。
自信をもっておすすめできるお品でございます。
室町でも老舗中の老舗の逸品。
ぜひお見逃しなくお願い致します。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れました
締め跡がございますが
お太鼓箇所などは美品でございます
【色柄】
その工芸味あふれる見た目とは裏腹にしなやかに織り上げられた帯地。
シックな黒の帯地には、艶めく漆箔糸が織り込まれて。
意匠には存在感ある苺のお柄が工芸味醸す箔糸使いで表現されました。
他にはない独自の世界観が魅力のひと品。
唯一無二の洗練された図案・デザイン。
お召しになる方のセンスのよさを感じさせてくれるひと品です。
大人の女性にふさわしい洒落味に魅力的な表情を演出してくれることでしょう。
色無地、付け下げ、御召などにコーディネートをお楽しみください。
趣味性豊かながらも、日本文化に基づいた和の美しさが結実しております。
誉田屋ファンの方はもちろん、上質な帯をお探しの方、
ぜひこの機会をお見逃しなく!
【 誉座織 】
蚕が糸を吐いて繭を作る速度と同じ速さで、
逆に繭から糸をひくことができたなら、これ以上絹にストレスのかからない条件をないだろう。
機械による繰糸ではなく、手引きによる繰糸を座繰りと呼ぶ。座繰りによって引かれた座繰り糸は、
機械で繰糸したものと比較するととてもかさ高い。
まるで空気を包み込んだようなふくらみ具合なのだ。
繭から引き出される時の糸にかかるテンションがすくないのである。
当然布になった時の風合いも変わってくる。
しかしそれが新しいというより
むしろ懐かしいものだ。機械がなかった頃の絹布の肌触りである。
帯の総重量が400グラムに満たない、
しかし帯としてのハリやコシが失われることはない。
繭は国産のあけぼの繭を用い、愛媛県野村町での繰糸にこだわった。
糸には撚りをかけず、生絹で織り上げ砧うちをしたかの如く風合いを出す。
邪魔くさいことをして昔へ戻る。実は一番新しいのかもしれない。
_________誉田屋源兵衛
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%
長さ約3.8m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
開き仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛けなど
◆あわせる着物 付け下げ、色無地、小紋、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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