商品番号:1547024
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
京友禅の人間国宝第一認定・初代上野為二氏の技と美を受け継いで…
高級呉服店でしかなかなかお目にかかれない、大変稀な逸品をご紹介いたします。
初代 上野清江氏に始まり、二代目上野為二氏、為二氏の次男上野清二氏、
そしてその妻上野街子氏【清染居】による、逸品訪問着。
是非ともお手元で繊細な筆のあしらいをご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかな絹地を落ち着きある蒸栗色を基調に暈し染め上げて。
お柄には何とも風雅な松竹梅が表されました。
派手すぎずどこか大人女性の雰囲気を放つ地色と上品意匠。
他とは被らず、上品な礼装姿を演出してくれることでしょう。
はんなりと、京の伝統美光るその着姿を。
流行すたりのない、母娘代々にわたり愛される上野街子氏の世界を
是非ともご堪能頂きたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 上野家街子・清染居について 】
伝統ある上野家の友禅。
初代 上野清江氏に始まり、二代目上野為二氏(人間国宝)、為二氏の次男 清二氏、そしてその妻、上野街子氏と続いております。
伝承の技と美を代々に渡り伝承された【清染居】。
「花は野にあるように…」清染居の希いとして語られております。
無理に華美にせず、本来の良さを引き立てる生花を。
千利休の思いによって、上野街子氏のお着物は製作されております。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※ガード加工済み
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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