商品番号:1546083
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
花柳界の方々にも高い支持を得る、通好みの逸品。
唐織の名門河合美術織物から独立された(実弟でいらっしゃいます)
河合康幸謹製、特選九寸帯でございます。
立身出世、厄除けを願うモチーフ…
季節を纏う和の醍醐味を。
きっとお写真でもおわかりいただけることでしょう…
力強さに込められた、繊細な西陣匠の感性。
醸し出される上質を、どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
極細の糸で織り上げたごくしなやかな生経(きだて)の唐絹地。
画像ではお伝えしきれないのが残念ですが、
実に軽やか…それでいて密、しっかりとした織りあがりでございます。
優しいオフホワイトの地にふっくらとした唐織にて
菖蒲の節句(端午の節句)ゆかりの兜や矢、そして菖蒲の花模様が織り出されました。
香りたつような華やぎ、艶やかさは唐織の名門ならではの、
織りの確かさをご満喫いただけることでしょう。
プロをうならせることはもちろん、おきものをご存じない方がご覧になられても、
ひと目で「よきもの」とお分かりいただけます。
本物を知り尽くした匠ならではの確かな織り味をご覧いただきたく思います。
末永く受け継いでいっていただくお品として…
是非この機会をお見逃しないようにお願いいたします。
【 河合康幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2428
西陣の名門・河合美術織物にて修行後、
平成4年に45歳で独立。
以来現在に至るまで唐織一筋に帯を
製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹90%以上 金属糸風繊維10%未満
長さ約3.6m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2428 河合康幸謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
お勧めは4~5月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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