商品番号:1546228
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
織り技をさらに極め、一段と優しい風合いに加え、しなやかでしわになりにくく、伝統工芸品としての博多織の原点を見失うことなく創作された袋帯。
その伝統に基づき織り成されております。
『福絖織物』(現・筑前織物)伝統工芸士『上石辰男』氏による
箔糸が煌びやかな本場筑前博多織の佐賀錦袋帯です。
シックな彩りで、両面それぞれ異なる印象のお柄が全通に渡って織りなされました。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ!
【 お色柄 】
しっとりとやや肉厚な地風のしなやかな帯地。
意匠には深い緑などの落ち着いた配色で一面に花菱の意匠が織りなされました。
片面は、紗綾形、子持ち菱、網代、格子などのお柄が横段の構図で色彩が溶け合うように織りなされました。
箔糸の広がるような光沢と、金糸の凛と鋭い煌めき…
一つ一つの施しがお柄を浮き上がらせ奥行きのある味わい深いデザインです。
どうぞお見逃しないよう、末長くご愛用くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
両面全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、御召、付下げ、色無地、格の高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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