商品番号:1542812
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
琉球紅型のなかでも高い人気を誇る、
女流作家・宮城里子氏による紅型九寸帯のご紹介です!
藍の深いお色が魅力的な本品。
あまり見かけることのない配色の作品です!
こういった珍しい作品との出会いもまたリユース品の楽しみの一つですよね!
同じ琉球の織物である絣や花織のお着物、
また、他産地でしたら白大島をはじめとする織のお着物、
小紋と幅広くコーディネートいただける事でしょう。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
市松の地紋を織り上げた紋織地をくすんだ濃錆縹色に染め上げ、
お柄には流水とともに、笹や桜などの意匠を染め上げております。
深い藍の濃淡で表現されたシックな表情に、
宮城氏らしさのあるハイセンスな意匠がマッチして、
現代シーンにも馴染みやすい、ワンランク上の洒落姿を演出してくれることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
【 宮城里子氏について 】
紅型の第一人者として知られる藤村玲子氏の作風に感銘を受け、
藤村氏に指導を受けた宮城氏は、
身近にある自然の題材を感性に魅せた女性らしい優しい色彩や、
新しい感覚を取り入れた創造力の高さに、ファンの多い紅型作家さんです。
【 宮城里子 略歴 】
1947年 沖縄県生まれ
1966年 沖縄県立首里高等学校染織科卒業 大城貞成紅型工房入門
1968~72年 藤村玲子紅型工房で修行
1977年 「宮城紅型工房」設立
1983年 第五回「沖縄県工芸公募展」最優秀賞受賞
1984~87年 「沖展」奨励賞受賞
1996年 「西部工芸展」沖縄タイムズ賞受賞
2005年 「沖縄タイムズ芸術選賞」奨励賞受賞
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100% 長さ約3.7m
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃、5月下旬~6月・9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 小紋、色無地、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています