商品番号:1540373
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
そっとベールを纏うかのような…涼を感じさせる和姿に。
人間国宝『上野為二』氏の孫であり、
京友禅の名門、上野家の弐代目上野為二(上野眞)氏の監修の
透け感美しい紋紗着尺のご紹介です。
今回ご紹介のお品は、上質な紋紗地に
ふうわりと暈しを染め上げたひと品。
お着物はもちろんのこと、
透ける素材を楽しんで、薄物コートにお仕立ていただいても素敵な一枚。
ぜひともお手元にてこの素材感をご堪能いただきたく存じます。
【 お色柄 】
ふうわり、軽やかに風をはらみ。
おだやかな透け感の紋紗地には蔦の地紋を施し、
水浅葱色と白藤色を基調に暈し染め上げて。
お着物としてでしたら、お襦袢のお色によって、
コートとしてでしたら、お召しになられたお着物によって変化する、
お色の妙をお楽しみいただけましょう。
さらりとまとっていただければ、とたんにワンランク上の上等な装いに…
上質を愛する大人女性の方に、心からおすすめさせていただきます。
【 弐代目上野為二(四代目上野眞)について 】
京友禅作家
京友禅の名門・上野家の四代目
※1955年に始まった重要無形文化財及び保持者の
認定で、最初に認定をうけた友禅の人間国宝
初代・上野為二を祖父に持つ。
初代上野為二は古代加賀の研究を元に
京友禅に加賀友禅の趣きを加えた技法を生み出し
日本画と洋画双方の技術を学ぶことで絵画的
テーマと表現を深めた。
上野家のお家芸は繊細な糸目と独特の配色で
表現された茶屋辻や御所解模様で、初代上野為二が
残した松の図案は「上野家の松」として有名。
その作風を引き継ぎ、二代目・上野為二は
古代加賀の柄行を現代調にアレンジした作品を
制作している。
※1955年同時認定を受けた人間国宝は
加賀友禅 木村雨山
京友禅 田畑喜八
【 経歴 】
1957年 京都生まれ
1980年 学卒後、京友禅の染匠高橋啓に入門
1983年 上野を継いで先代職人たちと共に研鑽に励む
2003年 弐代上野為二を襲名。
■上野家初代 上野清江(明治4年~昭和18年)
絵画をよくし、茶人で俳句や和歌にも精通。
■上野家二代 上野為二 (明治34年~昭和35年)
重要無形文化財保持者・人間国宝
古典衣裳を模写し、自己の美学で再構築、
新しい友禅の形式美を築く。
昭和13年、友禅の世界で初めて
重要無形文化財保持者に認定を受ける。
■上野家三代 上野忠夫(昭和6年~昭和52年)
現在の上野工房ビルを建築
■上野家四代 上野眞(昭和32年~)
絹100%
長さ約13m 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長袖巾肩巾35.5cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
真冬以外のスリーシーズンコートとしてお誂え頂く事も可能です。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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