商品番号:1540257
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋 】
古くから養蚕が盛んであった伊那谷。
心の糸に心の染を施し、伸子を張らずに緯糸をゆっくりと送り、
糸の絡み合わせをよくする、すなわち手織りの髄を尽くす…
伊那紬ならではの特選染め袋帯のご紹介いたします!
「伊那紬」と言いますと、草木などを主体とする天然染料で
先染めした真綿の織物をイメージされる方が多いと思います。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な玉糸に
撚りをかけたものを使って織り上げられた伊那紬。
そこに洒落味あふれる染めがほどこされたお品でございます。
【 お色柄 】
特徴にはしなやかで強く、シワになりにくい独特の地風に、生地の耐久性。
滑るように繊細に仕上がりました。
しなやかな浅紫色の帯地。
全通に渡って幻想的な段模様を滲むようにあらわしました。
味わい深い色使いで、穏やかな中にも小粋な表情が魅力のひと品となっております。
落ち着いた色使いで、奥行きや精緻な重なりを感じさせる不思議な存在感。
お洒落着物ファンの方に、ぜひおすすめさせていただきます。
糸へのこだわりが伝わる信州の素晴らしい生地と、
一流の染め元のセンスと技が一体となった素晴らしい作品です。
牛首や、伊那、結城、大島に代表される高級紬や、
モダンな訪問着にぴったりな雰囲気を持っております。
確かな伝統工芸品に創作されたとびきりの洒落味を、
心ゆくまでご堪能いただければ幸いでございます。
【 商品の状態 】
仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
絹100%
長さ約4.45m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、女子会、趣味のお集まり、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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