商品番号:1538964
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
通好みのお着物として、織りものファンの方でしたら、
一度は手にしたく思われるのではないでしょうか。
山形県南部・置賜盆地最北にある山間の静かな織物の里より…
御召の最高峰、小松織物工房五代目当主、小松紀夫氏による
白たかお召のご紹介です。
現在産地で創作を続けておられる織り元は2軒の内の一つである松織物工房。
一反にかかる期間が長いため、おのずとその織り上げ数は希少となり、
現実的に目にする機会もこのように少ないのでしょう。
深みと味わいあるなかにもそよ風のような爽やかさがあり、
やわらかに、品良い着姿を期待させてくれます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりしゃりり…
特有のシボ感ある地は穏やかな鴇色。
お柄には実に細やかな微塵格子を織りなしました。
シンプルで重宝間違いなしの上質御召ですので、様々な帯をお好みに合わせてお締めいただけます。
人の手がかけられ、人の心がこめられた…
「さりげない御召」という上等。
上質を愛する大人の女性に、ぜひともお手にとっていただきたく思います。
着心地良く、着回しもきく一枚は、
長年お着物に慣れ親しむ方にとって、本当に手放せないものとなりましょう。
最高に贅沢な装いをご堪能くださいませ。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
絹100%
長さ約13m 内巾39.5cm (最長裄丈約75cmまで 最長袖巾肩巾37.5cmまで)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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