商品番号:1534803
(税込)
【仕入担当 竹中より】
西陣の名門があやなす
全通 全景の袋帯。
素材にこり 意匠にこり 織を極めた
まさに工芸ともいうべき一条
今探してもここまでのものは
なかなかございません
特に本品 織糸に使用されたのは
「いかぐ生繭」とゆう極めて光沢のよい
希少嘉津宇にある「生繭」が限定で使用されました。
いかぐ(伊香具)生繭
琵琶湖の北、賤ヶ岳山麓の木ノ本町大音(おおおと)。
ここは平安の世からすでに名を馳せた琴糸の里として知られています。
この地の伊香具神社の境内にある名水・独鈷水(とっこすい)で煮た生繭から生産される糸は、
その強さゆえ、琴糸など演奏会用の高級邦楽器に珍重されてきました。
その春繭、生繭を手でゆっくりと手繰っていく「生繭座繰り(ざぐり)」、
により最高の生糸がうまれます。
その糸が百色を超える色糸となり 本金箔とともに一条の帯に織り出されました
【お色柄】
表されたのは ご存知 かぐや姫でおなじみの「竹取物語」
そのストーリーがタレ先から手先まで
15ものシーンにわけて丁寧かつ緻密な織で
浮かび上がります。
(簡単な解説書が添付されています)
1 プロローグ 今は昔竹取の翁とゆうものありけり。。
2 大金持ちになってゆく翁
3 夜這い
4 帳(とばり)の奥のかぐや姫 (お太鼓)
5 荒海の難儀
6 明石の浜
7 帝との出会い
8 消えるかぐや姫 (前紋 関西)
9 雲間の月(前紋 関東)
10 天人との戦い
11 大空より光とともに現る天人
12 八月の十五夜 別離
13 昇天
14 不死の薬はいらない
15 エピローグ 富士の山
留袖 訪問着、付下げ、色無地などに、
格別の存在感を醸す一条としてご活用いただければと思います。
また裏地も桐竹鳳凰紋が織りだされ
気品をかもしだします
上質な帯をお探しの方、ぜひこの機会をお見逃しなく!
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風を除く) 長さ:約4.37m
お柄付け:全通柄
証紙501浅山織物
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典 披露宴、初釜、 パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇
◆あわせる着物 留袖、訪問着、付け下げ、色無地
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