商品番号:1537967
(税込)
個性的なデザインの帯を、数多く世に送り出されている
【三風魯(さんぷうろ)】の袋帯をご紹介致します。
【仕入れ担当 吉岡より】
三風魯さんの作品としては珍しく、箔糸を用いたデザインで、
フワリとしなやかな手触りからも上質の織が感じられる袋帯です。
三風魯さんと言えば、洒落ものの帯をイメージされるかも知れませんが、
今作のようなデザインであれば、付下げや色無地などに合わせてのセミフォーマルから
小紋に合わせてのカジュアル使いまで、幅広く対応可能な印象です。
お探しの方、必見です!
【色・柄】
しなやかな風合いの帯地は、ごく淡い灰白色を基調として
一面に金糸を込めた艷やかな印象。
そこへ朱赤色や緑色を込めた更紗花模様を浮かべ、
その上から二重組織でたて糸が揺らぐ印象の織組織を重ね、
まるでベールをまとったような面持ちに仕上げました。
全体に統一された印象の色調で、キチンと感と趣味性が合わさった面持ちです。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
たれ先文字確認のため、たれの一部を解いております。
ご注文を頂きました際は、縫製を致しますので、10日程度頂戴します。
何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
【三風魯について】
かの「洛風林」より独立された先代堀江三郎氏が創業された会社であり、
「洛風林」も「三風魯」も織屋さんではなく、帯の専門問屋さんとなります。
特に、洒落特選品ばかりを扱うような高級呉服専門店ばかりに
お品を置かれておりますような老舗ハイブランドとして知られています。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ4.25m
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、パーティーなど、カジュアルなシーンに。
◆あわせる着物 付下げ、小紋、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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