商品番号:1534163
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
古典風雅なフォーマル意匠…
お慶びのお席に相応しく、
確かな織と煌きを携えた正絹袋帯のご紹介です。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用跡やたたみジワがございます。
ご着用の際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかな、きゅっと締め心地が良い帯地は濃い杏子色。
唐織にて入子菱を背景に華紋や八藤の意匠を織りなしました。
意匠構成に色彩感覚の素晴らしさもさることながら…
やはりご注目いただきたいのは、
唐織ならではのそのボリューム感。
経糸と緯糸から成る地組織に、
文様を織り出すための緯糸(絵緯=えぬき)で、
意匠を浮かせて織り込んでございます。
金糸も織り込まれながらも
決して過美に走らない典雅な煌きを放ちます。
気品溢れる世界観が、帯地一面に広がっております。
少し改まったお席からパーティーなどの華やぎのシーンまで、
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートでご愛用くださいませ。
高雅な気品あふれるひと品を、 どうぞお手元にてご堪能くださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金銀糸のぞく
長さ4.25m
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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