【西陣織元】 特選西陣織九寸名古屋帯 「水の都」 アドリア海の女王… 世界唯一の海上都市…

【　仕入れ担当　更屋より　】
印象的なその意匠、構図、匠技、空間性…
西陣織元『西陣織元』よりベネチアの風景を表した西陣織九寸帯をご紹介いたします。

旅行好き、イタリア好きの方にはたまらない一条でございます！
刺さる人には刺さる！

お目に留まりましたら、まずはごゆっくりご覧くださいませ。


【　お色柄　】
マットな絹艶を感じさせる鳥の子色の帯地は、密な織り口にて織り上げられて…
さらりとしなやかな風合いは抜群な結び心地を誘います。

意匠にはイタリアにある水の都、ベネチアを織り描いた意匠。
絹糸の艶めきが上品に愛らしく、賑やかになりすぎない洗練ムードが素敵！

サン・マルコ広場から見た小さな島に建てられた教会「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」が絵画のように表しました。
ベネチアとその潟は、イタリアの北部に位置する世界遺産でもあり「アドリア海の女王」とも呼ばれれています。

また、「ベネチアを逆さにすると森ができる」と言われるほど、多くの木が使われていることでも有名で観光地としても人気。
120近くの島が150をこえる運河と400の橋で結ばれている独特な風景をもつこの海の都に魅了される人が多いのは言うまでもないでしょう。
そんな街並みを芸術的に表した意匠…

おしゃれ小紋や織りのお着物などとのコーディネートでお楽しみくださいませ。

【　大光について　】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2362
1963年（昭和38年）創業

西陣で帯地の糸染め(先染)業を創業。
後、糸染めのみならず織物を手掛ける
「大光」を立ち上げ、伝統や格式にとらわれず、
自由な発想で現在のニーズにあったものづくりを
続けている。

【　西陣織について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年2月26日指定）

多品種少量生産が特徴の京都（西陣）で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄～享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年（1730年）の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
（高機）では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦（たてにしき）」、
「緯錦（ぬきにしき）」、「緞子（どんす）」、
「朱珍（しゅちん）」、「紹巴（しょうは）」
「風通（ふうつう）」、「綟り織（もじりおり）」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。

バイヤー
更屋 景子

090-5664-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。