商品番号:1533456
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
絞りといえば真っ先に名の上がる憧れの一流ブランド
藤娘きぬたやより、総絞り染訪問着のご紹介です。
この贅沢さは…半端ではありません!
丁寧な絞り染と汕頭(スワトウ)刺繍でお柄をあしらった特選品。
御仕立て上がりでのご紹介は滅多とございません!
このお値段であれば絶対にお値打ち!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 色柄 】
鹿の子絞りが一面に浮かぶ絹地。
お柄には葡萄色や赤紫色で
菊花模様が表現されました。
絞り染の色彩がふうわりと浮き沈みし、染のお柄に重ねられた
汕頭(スワトウ)などの技法を用いた刺繍が奥行きを感じさせる
仕上がりとなっております。
こういったお品ははやりすたりもございませんし、
ご年齢を問わずにお召しいただけますので大変重宝して
いただけるお品かと存じ上げます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 絞り染について 】
生地を小さくつまんで一つ一つ糸括りで防染し、浸して染める絞りの技法は、
飛鳥・奈良時代より受け継がれる日本を代表する伝統の染め技法。
最高の贅沢品とされた『総疋田絞り』は、
振袖ともなると18~20万粒もの括りがあり、
熟練の方でも一年半ほどの時間が必要とされる。
【スワトウ刺繍(汕頭刺繍)】
スワトウとは、中華人民共和国の沿海都会の広東省汕頭(SWANTOU)という
地名から由来する名称。
この地を発祥とする刺繍技術であり、
その歴史は100年以上遡るとされております。
スワトウ刺繍は「オープン・ワーク(切り抜き刺繍)」の一種で、糸を引き抜いたり
布地を切り抜いたりして、デザインの一部を透かした刺繍技術。この引き抜き法の
刺繍を、引き抜くという意味のドローンから「ドローン・ワーク」とも呼ばれております。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
パールトーン加工済
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
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裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、入卒・七五三おつきそい、パーティー、
お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる帯 袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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