商品番号:1531233
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
伝統を今に受け継ぐ町、京都において、
今も昔も感性あふれる染と織りの美を発信し続けている【千切屋(ちきりや)】より、
素朴な魅力溢れる信州松本紬のご紹介です。
中でも本品は、独特の光沢と伸縮性を持つ
幻の「天蚕」糸を使用したハイクラス品でございます。
蚕の国、信州ならではのしなやかで豊かな節のある風合いを…
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
大自然をそのまま閉じ込めたような…
ふうわりざっくりとした味わいある紬地。
お色は温もりある朽葉色を基調として段模様を織りなして。
シンプルな意匠にさりげなく奥ゆきを感じさせます。
この中に、一際光沢を放っているのが天蚕糸でございます。
素材の良さを感じさせる信州の紬ですので、
民芸的な素朴さに現代好みのシンプルをかけあわせた、
本当に素敵な装いをお楽しみいただけることでしょう。
【 千切屋について 】
千切屋の創業は享保10年、徳川吉宗の時代。
現在の所在地において、裃、ふろしき、麻などを商ったことがその始まりです。
以来、こんなにも長い時を越えて老舗として生き残ってきたのはなぜなのか。
それは本物と呼べる確かなお品を創作し続けられ、いつの時代にも人々が求める呉服として、提供してこられたからでしょう。
たとえば明治期に業界のトップを切って新柄陳列発表会を開催し、注目を浴びるなど、常に品質と技術の研鑚に努め、取扱品目の開発と社業の発展に努めてきました。
現在では、高い信頼と信用のもとに、全国の有名百貨店、小売専門店と密着した連携を保ちつつ、総合呉服商社として積極的な活動を展開しています。
【 信州 松本紬について 】
「蚕の国」「絹の国」と呼ばれる信州は古くから養蚕が盛んな土地で、
野山には草木染めの原料となる草木が至るところに自生し、
豊かな色彩感覚とぬくもりある手織物がはぐくまれてきました。
信州紬のなかでも、松本紬は、松本市を中心にして、
東は美ヶ原、西は北アルプスの山麓に広がる安曇野にわたって織られている織物です。
希少な天蚕糸や、自生する植物をつかった草木染の糸を用いていることが特徴です。
絹100%
長さ約13.5m 内巾40cm (最長裄丈約76cmまで 最長袖巾肩巾38cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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