商品番号:1530552
(税込)
【仕入担当 竹中より】
江戸川区の無形文化財、工芸技術「ゆかた染め(長板中形)」技術保持者
【松原福与】氏のお品と偶然出会うことが出来ました。
工芸染織ファンのお方なら心酔の逸品でしょう。
お目に留まりましたらお見逃しなく!
残念ながら 生地耳に全体にやけがあり
裄や身幅が必要な方はご注意ください!
【お色柄】
故・松原定吉(重要無形文化財保持者・人間国宝)を
父に持つ松原福与氏の作品は、
美術館に所蔵されるほどの
文化価値の高いものとして知られております。
そのご子息にあたる孝司さんも、藍染めの工芸の優れた作品を発表しており、
全国各地で個展・展示会を開催するほか、一流百貨店などでも染織展を開いております。
今回ご紹介するお品は、伝統工芸藍形染、長板中形の綿着尺です。
現在、江戸川区の無形文化財に指定されている
長板中型染の伝承技術者は、数えるほどしかおりません。
長板中型染は、長い長い板にピシッと生地を張って、
その上に型紙を置き、糊ではいてゆきます。
その糊の部分が藍に染まらず白く残ることで柄が表現されます。
長板中型染めは、型紙職人や型付けの職人が減少の一途をたどっております。
染めや型の職人が減少しますと長板染めをするための
材料や道具をつくる職人も消えていきますので、大変希少で珍しい作品と言えます。
今回ご紹介するお品は風にゆれる
露芝や穂の模様が風雅な1点です。
いまどきの注染とはひとあじちがった趣をお楽しみください。
松原さんの作品をめったに扱うことがありませんので、
価値のあるものであることは確かです。
ファンのお方にぜひともお願いしたいと思います!
色止め済でのでこのままお仕立てどうぞ!
■松原福与:大正13年、故・松原定吉の5男として生まれる。
(社)日本工芸会正会員 日本伝統工芸展入選36回
昭和56年江戸川区登録無形文化財工芸技術「ゆかた染(長板中形)」
の 技術保持者に認定
昭和62年江戸川区文化奨励賞受賞
作品買上:富山県立水墨美術館、文化庁、江戸川区
(後、オーストラリア・ゴスフォード市アートセンター陳列)、他
綿100%
長さ12.30m 内巾35.5cm
◆最適な着用時期 夏 単衣
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、ランチなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
この商品を見た人はこんな商品も見ています