商品番号:1530079
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【 仕入れ担当 田渕より 】
博多織の実力派メーカー、大倉織物の「誠之輔」ブランド。
雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50にも選ばれておりましたので、
ご存知のお方もいらっしゃることでしょう。
数少ない博多織の名門処の中でも、この大倉織物の提案する誠之輔ブランドは、
数少ない中でもこつこつと真の良き洒落帯をつくられております。
その極められた織り。
博多帯ならではのしっかりとした織り口が感じさせるその独自の世界観を、存分にご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
絹の心地感じさせる、しなやかな織りくち…
紹巴織の技法を用いて織り上げられております。
地の縦糸とは別に柄を表す縦糸、いわゆる「二重縦」で生み出す緻密な表現は、
なめらかな織地にふくよかに浮かび上がり、
そのコシの強さは時を経ても美しい風合いを保ち続けることができます。
鱗柄のような模様が入った茶色の地。
お柄には華やかな花火のような花意匠と
もう一面には宝尽くしを込めた花唐草が織り表されました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 紹巴織について 】
利休の弟子でもあり、茶人のほかに歌人でもある里村紹巴。
氏が好んだ仕覆やふくさの裂の多くは、
地組織の縦糸とは別に柄をあらわす縦糸が織り込まれた二重縦組織の織物が使われている。
柄行が絵のように緻密にあらわされたその織物のことを「紹巴織(しょうはおり)」と呼びます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、お食事会、お茶席、お出かけなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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