商品番号:1529945
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
風格あふれる工芸的一条。
帯匠・誉田屋(山口)源兵衛さんより…
仕入れてまいりました!“幻の帯・五重奏”!
五つの技を織り綾なし、
奇跡の帯いまここに誕生す…
なんと五つもの技法を融合し織り上げられた五重層の帯でございます!
通常出回っているものではございませんし、
通の方でしたらよくご存知のことと思いますが、
なかなか仕入ることが困難なものです。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
五重もの経糸を操り織り成されたひと品。
シャリ感ある軽やかな帯地はしっとりと引き込まれるような黒色。
その地には細やかに箔糸が織り込まれ、
お太鼓には枝垂れ柳の意匠が力強く織り上げられております。
繊細な箔糸使いが品格を添えて。
ほんのりと透かすようにして現れる童など、
五重の組織によって生まれる奥行きの表現は目にも楽しく、
誉田屋の洗練されたデザインセンスがしっかりと感じられます。
裏地には連珠騎馬文正倉院ゆかりのが経錦のような技法で織り上げられました。
柳茶を基調に渋みの色彩で表した味わい深い面持ち。
まさに贅を尽くした、こだわりの逸品です。
誉田屋ファンの方はもちろん、上質な帯をお探しの方に。
流行に左右されず、どんなお色にも合いやすい重宝する一条です。
裏表共に漂う工芸的なムードと風格ある面持ちをご堪能くださいませ。
美しき名門の芸術作品。
この機会、お見逃しなきようお願い申し上げます!
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%(金属糸風を除く)
長さ約4.6m
耳の縫製:かがり縫い
お柄付け:表・三通柄/裏・全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン パーティー、高級レストランでのお食事、音楽鑑賞、観劇 など
◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、高級な織りのお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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