商品番号:1529745
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
年々どんどん希少になりつつある西陣手織り爪掻き本綴れ…
紫証紙の作品はは本当に少なくなっております。
年間生産数は数えるほど....
今回は僅かな訳あり価格で大変お値打ちにご紹介させていただきます
次回のご紹介がいつになるかお約束はできません。
ぜひともこの機会をお見逃しなきようにお願いいたします。
【 お色柄 】
通常の綴れのバシっとした硬く締めにくいイメージを覆す、
なんとも柔らかで淑やかなつづれ地。
まろみのあるオフホワイト色の帯地。
唐花獅子円文の柄が織りだされました。
格調がありながらも、いつ見ても飽きることのない…
きっと長く続く良きお品というのは、
こういったいつの時代も愛されるお品なのでしょう。
【 爪掻き本綴れついて 】
西陣の手織り、爪掻き本綴れの帯。
みなさまご存知の通り、想像を超えるほどに手間暇のかかる、
≪手織りの最高峰≫とも呼ばれる織物です。
爪掻で1色ずつ、少しずつ織り上げられてゆく帯。
その作業の繊細さと織り手の物づくりへのこだわりは、感動さえ呼び起こします。
爪掻本綴の織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあて、
ノコギリの歯のように刻んでおきます。
文様を織る際、図案を経糸の下に挿し込んで経糸を透かして見ながら、
経糸を杼ですくい、緯糸を越して織り込んでいきます。
そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で、緯糸を1本1本掻き寄せ、
織手の感性により織り込んでいき、筋立てという櫛で織り固めます。
織機が自動的にその列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、
1色ずつ下絵を見ながら織り込んでゆく作業になります。
「日に寸、五日に寸、十日に寸」と言われる気の遠くなるほどの日数と過程。
わずかづつ完成されてゆく、まさに工芸の極みです。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
お太鼓柄
西陣織工業組合証紙(紫証紙)NO.1778
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年代は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
この商品を見た人はこんな商品も見ています