商品番号:1529219
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の名門【とみや】謹製の創作品でございます。
風雅な意匠をあしらった一本…
なんとも素敵な一条にございます。
伝統に裏打ちされた、創作性の高さをまずはじっくりとご覧いただきたく存じます。
【 お色柄 】
しなやかな織り口の松葉色の帯地は、
しっとりと上品な輝きの金糸を織り込んで。
密な織り込みに艶めきたっぷりの表情で、
重厚感の漂う一本に仕上がってございます。
その地にあらわされた観世水に松の模様。
随所に配された箔糸の艶めきが確かな存在感を放ちます。
シンプルながら、他にはない趣味性豊かな印象を作り出します。
【 商品の状態 】
長期在庫処分品として仕入れてまいりました。
特に目立つ難等はございませんが、ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【 とみや織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.308
1956年(昭和31年)設立
創業者 冨家伊兵衛
明治初年頃に冨家伊兵衛により
西陣の織物商として創業。
後、織元に転業したが太平洋戦争で一時休機。
戦後すぐに「冨家機業店(とみいえきぎょうてん)」
の屋号で事業を再開、1956年(昭和31年)に
「とみや織物株式会社」を設立。
京都市オスカー賞を受賞した技術の高さで、
米・露大統領、モナコ皇太子、国会議員など国内外の
著名人の肖像織物をはじめ、寺社仏閣への奉納用織物、
映画の衣装、駅伝やマラソンのゴールテープなど、
幅広い分野で評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No308 とみや謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、お付き添い、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地
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