商品番号:1528928
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
年間約3万点のリユース品と向きあう、
私バイヤー田渕が厳選に厳選を重ね、
皆様に感謝の気持ちを込めに込めたお仕立て上がりの着物・帯の新春福袋コーデセットをご用意致しました!!
今回ご用意したセットは
京友禅界の巨匠【 松井青々 】氏の
現代の町並みにも馴染む訪問着と
西陣の名門、泰生織物より、
優雅な色糸使いにハイセンスなデザインが美しい袋帯でございます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1526900
通常価格:69.800円税込
つるりとしなやかな絹地。
薄柿を基調とした地色に木目模様のような
お柄が染め表されて。
お柄には、染と刺繍を巧みに操り
華やかな花意匠が表現されました。
大人女性ならでは着こなしていただける
上品で淑やかな佇まいを…
ぜひお手元にてご堪能くださいませ。
≪帯≫
商品番号:1523580
通常価格:72.800円税込
触れると本当に軽やか…
しなやかな帯地水衣錦。
水衣は能衣装の単衣着として使われてきましたが、
その特徴は平織の生地の上をよろけるように走る経糸です。
2種類の、しかも糸の張り具合の違う経糸を織りこなすことは至難の技ですが、
その技法によってこの帯特有のお洒落感と風合いを醸し出しています。
お色は上品なクリーム色と花葉色の濃淡で段模様を織りなし、
唐花の意匠があらわされました。
漂わせる格調の高さ…
さすがはフォーマルに精通した泰生ならではのものです。
金糸を多用しながらも決して華々しすぎず、
かえって奥行きを含み、重厚感のある堂々とした風格をそなえています。
風雅に、かつ趣味性を感じさせて…
付下げ、色無地など場面に応じたお着物と合わせ、
違った表情をお楽しみ頂ける魅力溢れるおひとつです。
【 商品の状態 】
着物、帯共に中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 泰生織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.8
1836年(天保7年)創業
1957年(昭和32年)設立
前身は明治期の西陣屈指の機屋・泰成織物。
1957年に「新たに生まれる」の意を込め
「泰生織物株式会社」を設立。
高級工芸帯地の織元として現在に至る。
織技術・締めやすさへの工夫にはじまり、
絹と箔をたくみに用いながら意匠力、
独自の配色など有形無形の技と品質に
こだわりを持って帯を製織している。
【 松井青々について 】
京友禅の代表的作家
青々の名はマツヰ染繍株式会社発足の1963年に
松の井の水とともに、松の緑がいつまでも
青々と生き生きしているよう、作風も
そうある事を祈念しつけられた。
タタキ染の地色に松竹梅や菊などの柄に
金彩を施した豪華かつ優美な作風が特徴で
作品の素晴らしさ、人気から一世を風靡し、
青々調と呼ばれる模造品も出回る事態となった。
■初代 松井青々(本名:新太郎)
1904年 松井元治郎の長男として京都に生まれる
1914年 日本画家・今尾景年門下/小倉吉三郎師に入門し
京友禅の技術一切を習得
1927年 日本画家・三宅鳳白師につき日本画を研究
1930年 染織総合デザイナーとして独立
染織展覧会において通商産業大臣賞、
京都府知事賞など多数受賞
1950年 京都染織美術協会会員となる
1989年 長男・祥太郎に「青々」を譲る
1991年 12月24日逝去
■二代目 松井青々(本名:祥太郎)
1932年 松井新太郎の長男として京都に生まれる
1945年 京都市立美術工芸学校(現銅駝美高)日本画科入学。
入江波光・猪原大華・勝田哲等に師事
1950年 この時期までに校友会展を中心に「牡丹」
「牡丹図」「大鷲」「糺の森」「清水寺」「ダリア」
「山茶花」などを制作
1951年 京都市立美術大学(現市立芸大)日本画家入学
榊原紫峰・小野竹喬・徳岡神泉・上村松篁等に師事
1954年 上村松篁・山本岳人・吉岡堅二等の主催する
新制作協会(現創画会)に初出品、初入選する
1955年 美大作品展に卒業制作「街」を出品受賞、買上げとなる
新制作春季展「岩礁」出品受賞
京展「岩礁」出品受賞
新制作秋季展「岩礁」出品受賞
この頃より父の下で京友禅の習得を始める
1956年 新制作春季展「村」出品受賞
朝日新聞社主催朝日新人展に「村」を招待出品
1957年 朝日新聞社主催京都美術懇話会会員に推挙される
第10回懇話会展に「島」を出品
1958年 土井撰美堂主催九名会に「段丘」を出品
第11回懇話会展に「作品A」を出品
1989年 京友禅の技術一切を習得
父新太郎より「青々」を襲名する
1992年 京都文化博物館に於いて
「初代・青々によせてーーー松井青々作品展」開催
■三代目 松井青々(本名:淳太郎)
1967年 初代青々(本名:新太郎)の孫、
二代目青々(本名:祥太郎)の甥として生まれる
京都市芸術大学に入学、日本画科を専攻上村淳之先生等に学ぶ。
卒業後、二代目の下で京友禅を修得、二代目青々が傘寿を
迎えるにあたり三代目「青々」を襲名した。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※パールトーン加工済み
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.45m
全通柄
額縁仕立て
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
---|---|
裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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