商品番号:1528910
【 仕入れ担当 中村より 】
数ある西陣織元の中でも選りすぐりの名門の品を特別仕入れして参りました!
他では見ることの出来ない、特別な逸品をご堪能下さいませ!
憧れのお品ではないでしょうか…。
センスあふれるお柄に確かな織りの技、しなやかな素材感、
お手元でご堪能いただきたく存じます。
ファンの方、必見でございます。
この機会にぜひお手元にお迎えくださいませ。
【 色柄 】
信じられないほどしなやかな生地風で、想像もできないほど、
しっかりとした織くちは何度締められても丈夫で、
何度も確かめていただきたい渾身の仕上がりです。
斜めの伸縮性にとび、横には伸びないという復元力の強さが、
締めやすく、しわになりにくい地風です。
節糸の凹凸の表情豊かな帯地。
深く落ち着いた緑色地に、光沢をおさえた
重厚なる濃淡の金糸づかい。
お柄には、絲綢之路(シルクロード)由来の
ローランの裂をモチーフにした文を織りなして。
大島や結城などの高級な織の社交着にも、
ピタリとあわせていただけます。
時代を越えて継承される伝統工芸の真髄。
洒落訪問着、付け下げ、色無地、織の社交着にコーディネイトくださいませ。
現実的に求められるような価格で祇園斎藤の
袋帯を出品できるのは、またとない機会だと思います。
代々とお譲り続けられる至高の1点を自信と責任をもっておすすめいたします。
【 齋藤織物について 】
現当主で八代目となる齋藤貞一郎氏が率いる≪祇園斎藤≫。
祇園町の芸妓、舞妓をはじめ、料亭の女将や
茶道・華道などの世界でも知られる一流の織元。
斎藤織物の物づくりの根底には、徹底的に素材にこだわり、
人間の手のぬくもりが感じられる技術が流れています。
おいしい料理には新鮮な食材が必要なように、
帯作りにもいい素材が必要です。
かなりのこだわりを持ったグルメが増えていますが、
着物通の方でも、 帯の素材にまで
こだわりを持つ方は少ないのではないでしょうか。
斎藤織物の素材へのこだわりは、
世界中どこへでも探しに行くほどの徹底ぶりです。
例えば、中国やブラジルで養蚕された繭をブレンドし、
機械で製糸した絹糸と、滋賀県浅井町で手製糸した絹糸では、
風合いや発色においても大変大きな差が生まれるなど、
徹底的に素材を研究し、最高の帯を作り上げることを使命としています。
そして、その祇園斎藤の魂を世に伝えるため、
上仲買として応仁の乱以来、265年の長きにわたり、
その一翼を担い、今日に至る九代目、篠屋卯兵衛。
この卯兵衛氏がいるからこそ、
祇園斎藤は安心して製織に専念することが出来るのです。
ここまでこだわった作品だからこそ、
人々の心をとらえて離さない魅力が生まれるのでしょう…
お手を触れていただければおわかりいただけることと存じます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、音楽鑑賞、観劇、行楽など
◆あわせる着物 訪問着、色無地、小紋、御召など
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