商品番号:1512346
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
南国、琉球より実に風情豊かに装おっていただける、
手織り特選手織り琉球壁上布着尺をご紹介いたします。
素材・染・意匠デザイン、その全てから
「伝統」「民芸」では納まりきらない魅力が溢れ出ているよう…
身の周りの自然や暮らしの道具などをモチーフにした琉球かすりのデザイン。
琉球王朝時代には首里の王侯貴族、士族の着物のために描かれた、
「御絵図」によって厳密に製作されておりました。
そうした先人たちの思いを受け、
琉球かすりには沖縄独自の伝統の技術・技法が行き渡り、現在に至っております。
お目に留まりましたら、まずはごゆっくりご覧くださいませ。
【 お色柄 】
夏に嬉しいシャリッとした肌ざわりに、風が通り抜けるような、
品良い透け感のある生地は粋な紺瑠璃色に…
お柄には御納戸茶色の格子柄と絣織りにて表現された琉球伝統文様を
リズムよく配されたお柄は南国ムードが存分に表現されております。
目に、肌に、涼の心地を存分に運んでくれます。
暑い沖縄の織り人の知恵によって生まれた織りものは、肌にまとわりつかず、
大変爽やかな着心地をお楽しみいただけることでしょう。
麻素材のようにも感じますが正絹100%で織られています。
シルクならではのこの美しさ…
画面では伝えきれないのが残念でなりません。
きっといつの時代にも洗練された装いをお約束する織物です。
この機会をお見逃しなさいませんよう、よろしくお願いいたします!
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
表裏に画像のような汚れが数箇所ございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※ガード加工済み
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm(1尺8寸3分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事、お出かけ、趣味のお集まり、お茶会、など
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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