商品番号:1528745
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
手仕事ゆえのあたたかさ。
纏えば心まで満たされる優しい作品。
代島光子さんは横内佳代子さんと
長野県松本市に光佳工房を構えていらっしゃいます。
「草木染」から「手織り」までお二人で拘りを持ち、
手作業ならではの心温まる作品づくりをなさっています。
その代島光子さんの純草木染・手織による九寸名古屋帯をご紹介いたします。
草木染め、手織でしかなしえない、素朴な美しさ、そのぬくもり。
本当に良きものは、かくもさりげなく、
それでいて人をひきつけてならない魅力がございます。
シンプルながらも内からにじみでる力強い生命力を感じるひと品。
創作点数が極めて少ないため、
ご紹介もなかなかございません。
お目に留まりましたらお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
今回ご紹介のお品は大変希少な経緯畦織りの傑作でございます。
畦織とは
平織から発生した変化組織の一つで、
経・緯の糸本数の比率を変える事によりそれぞれの方向に畝ができる。
その畝の部分に太糸や2本以上の糸を引きそろえにする事によりそれを強調し織り上げる技法。
もちろんの事平織りの原理原則を変えて織り上げるお品でございますので、
機織りのさいには糸切れやズレが起こりやすく、
その手間やその技術は非常に手間がかかるため織り手も少ないお品にございます。
素朴さを感じられる自然なグレーの帯地。
玉糸を使用したしなやかな風合いが魅力の一条。
そしてナチュラルな風合いに惹き寄せられる草木染。
ログウッド、渋木、矢車などを用いて、落ち着きもあり、
どこか優しさを含んだお色で染められた糸。
その糸を用いて吉野格子模様を織り描き出しました。
【 横内佳代子氏 略歴 】
1963年 長野県松本市生まれ
1986年 東京造形大学デザイン科卒業
1986年~服地のデザインに携わる
1994年~2001年 本郷織物にて本郷孝文氏に師事
2001年 同じく本郷氏に師事していた代島光子氏と伴に長野県松本市に【光佳染織】を立ち上げ、現在に至る
【 代島光子 略歴 】
1956年 静岡県藤枝市生まれ
1976年 京都造形芸術学院染織科卒業
1976年 本郷織物にて本郷孝文氏に師事
2001年 同じく本郷氏に師事していた横内佳代子氏と伴に長野県松本市に【光佳染織】を立ち上げ、現在に至る
絹100%
使用染料:ログウッド、渋木、矢車
長さ約3.6~3.75m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄(太鼓に色入り)
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、ご旅行など
◆あわせる着物 小紋、御召、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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