商品番号:1528523
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
お着物ファンの憧れ…黄八丈。
年々本当にご紹介の機会が減ってきているなか
人気のまるまなこから、なかなか見かけない配色の
良色柄の作品を見つけて参りました!
証紙もきっちりと付いた良き状態の一品を
業界最大手といわれる中古問屋さんから
特別に仕入れさせていただきましたので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
まるまなこの地紋を織りなした黄色の地に
樺色の縞模様を浮かべて。
落ち着いたなかにも感じられる深みと味わい。
草木染め特有の、まろやかな優しさと粋な雰囲気に溢れたお色…
本当に、吸い込まれそうなその豊かな表情を感じていただけることでしょう。
手間ひまをかけて、また心を込めてつくられました。
丁寧な手織りですので、糸に無理がかからず大変丈夫です。
年月を経ても変色することがなく、洗えば洗うほど、そのお色は冴えを見せます。
絹物らしい、重みある渋い色艶はまず飽きるということがございません。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:柿色
身丈(背より) | 160.5cm (適応身長165.5cm~155.5cm) (4尺2寸4分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73cm(1尺9寸3分) 袖巾37cm(9寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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