商品番号:1530269
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
本場黄八丈、綾織・まるまなこ。
生産反数が圧倒的に少なく、さらに織り手さんも年々減少しておりますので
その希少性は言うまでもありません。
本場黄八丈、綾織・まるまなこ。
残念ながら、証紙類が付属しておりませんが、
樺色からなる綾織の組織は黄八丈かと存じ上げます
このような出逢いもお仕立て上がりならではでしょう。
織物ファンの方へ…
大切にお届けさせていただきます。
【 お色柄 】
本品は綾織の中でも市松についで
お見かけする機会のあるまるまなこ。
お色はまだみ由来のこっくりとした樺色を基調として
刈安の黄色を織り混ぜた格子模様が織り描き出されております。
美しく整然とまるまなこのお柄が正しく並んでおります。
本当に、惚れぼれとするような深みのある色彩の妙。
見ていて飽きるということがございません。
手間ひまをかけてつくられたお品ですので、大事にお召しいただければ、
本当に長い年月を経ても変色することがなく、色の冴えを見せてくれます。
また丁寧な手織りですので、糸に無理がかからず丈夫です。
大切に受け継いでいただきたいお着物。
ご寸法の合う方は是非ともこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※羽織紐付き
羽織丈 | 76cm(2尺0寸1分) |
---|---|
裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月から翌3月の羽織、コートの時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン おでかけの際の防寒用、お洒落な羽織ものとして
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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