商品番号:1528510
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
博多織業界最大のイベントである博多織求評会。
その求評会にて
内閣総理大臣賞受賞作の逸品を仕入れて参りました。
伝統工芸士、酒井豊氏の手によって制作された
鍋島錦袋帯のご紹介です。
織り技をさらに極め、一段と優しい風合いに加え、しなやかでしわになりにくく、
伝統工芸品としての博多織の原点を見失うことなく創作された袋帯。
お仕立て上がりでは滅多と出逢えない希少品…
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しっとりとしなやかな帯地は経糸の金箔糸が品よく煌めき、
全体に紫系の色糸を用いながら、鍋島錦らしさ感じる様々な装飾菱を織りなしております。
地の絹艶とあいまって角度を変えるたびに実に精緻な輝きを放ちます。
しっかりとした打ち込みとその贅沢な風合いで、
その意匠に洗練された奥深いお洒落を演出してくれる逸品。
さすがは伝統工芸士ならではのもの。
気品と品格に満ちた表情がございます。
日本独自の文化の中で、受け継がれてきた洗練の美意識。
自信をもっておすすめ致します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%(金属系繊維除く)
長さ約4.55m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、パーティー、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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