商品番号:1525650
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
高級の織物として知られ、高い人気を誇る本場大島紬。
大島紬は経緯絣のお品の方が一般的に手間暇もかかり、高級品として扱われておりますが、
今回ご紹介のお品は経緯絣のお品に勝るとも劣らない緯絣の最高峰のおひとつでございます。
この上なく細緻な神秘的絣表現に、
伝統技術のすばらしさを感じて頂ける事でしょう。
現在では新品未仕立てのお品などほとんど在庫がございません。
次回のご紹介がいつになるかわかりません。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
シンプルな白色を基調にして、経糸には紫色の糸を織り込んで。
意匠には緯総絣にて風雅な情景模様が織りなされました。
たっぷりと一面を埋め尽くし…
女性らしくも創造性ある面持ちに仕上げました。
緯糸すべてが絣糸で表されるその意匠は実に贅沢で、経緯絣とはまた異なった表情を見せております。
しかもこのお色数、ただの泥染によるものではなく摺り込みによる染色を緯糸に施しています。
一体どれだけの時間が掛けられたのでしょうか。
想像するだけで気が遠くなるような一枚です…。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表絹100%
長さ12.5m 内巾36.5cm(最大裄丈69cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、カジュアルパーティー、観劇、芸術鑑賞、お稽古、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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