商品番号:1525730
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
またまた見つけて参りました!
あますところなく、一面に細緻なお柄があらわされた極上品。
恵大島紬織物、恵積五郎氏による9マルキ一方付けの逸品を
証紙無し目利きにて破格にて仕入れて参りました!
寸法合う方へ限られますが、
このような出逢いは今後お約束がございません!
どうぞこの機会をお見逃しなく!
【 お色柄 】
ご覧いただけますでしょうか。
まるで染め上げたかのような細やかな絣。
ワンランク上の技法にてあらわされた極上の奥行きは、
もはや文字で表現できる範囲を超えております。
産地最高峰の締め技術を駆使して表現された芸術的な意匠。
大島特有の黒茶色の地には飴色の絣糸で
雅やかな古典のデザインが織りだされました。
裂取りに込められた唐花や樹下双鳥、葡萄唐草、狩猟文など…
全てが、絣による表現…実に見ごたえ有る一枚です。
大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。
すでに大島をお持ちの方であっても、特別な一枚となることでしょう。
どうかこの機会、お見逃しなきようお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 恵積五郎について 】
大島紬の双璧と呼ばれた先代・恵積五郎氏。
今は亡き都喜ヱ門と共に一世を風靡、「絣の魔術師」と呼ばれ、
その絣技術は高い評価を得ていました。
残念ながら、「恵大島紬織物」としては制作活動を終えられてしまい、
今後新たな作品が生み出されることはございません。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:黄土色
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm(1尺7寸6分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お出かけ、お食事、行楽など
◆合わせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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