商品番号:1524397
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の小機屋さん、長谷川織物。
残念ながら、機をたたまれました。
新しい織り上げがございませんので、
今後ご紹介できますのは問屋さんに残ったお品のみの稀少なお品。
丁寧に丁寧に織り上げるその姿勢は、手にとりますとそのきめの細やかさ、
ハリ、意匠に配された彩りのこだわりからひしひしと伝わってまいります。
お目に留まりましたら、ぜひこの機会にご検討くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかな黄色の帯地。
その地に表されたのは小花文様。
絶妙なバランスに納得の一品でございます。
しなやかでしっかりとした手触り。
お締めいただきやすい、しなやかな風合い。
お体にそっとと寄り添い心地よく…
お茶席にもピッタリのひと品です。
様々なシーンで重宝いただけることでしょう。
色無地、小紋などのやわらかものから織りのおきものにまで。
コーディネートを存分にお楽しみください。
【長谷川織物について】
ひとつひとつを丁寧に織り上げることで知られる、
知る人ぞ知る西陣の機屋さん、長谷川織物。
お茶席などにもご利用頂ける上質な袋帯や
お洒落な九寸帯を創作されて人気のある機屋さんです。
ですが残念ながら、西陣織工業組合を脱退され機をたたまれました。
が、その人気ある意匠は西陣の証紙No.326 山田織物さんに引き継がれました。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ約3.5m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙 No.1901 長谷川織物謹製
柄付け:六通柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶会、お稽古事、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着など
◆あわせる着物 色無地、小紋、お召、紬など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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