商品番号:1522927
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
熟練の匠が表現する独特の織…
上品な和姿を演出しながらも個性をしっかりと感じさせる、
西陣織処、知る人ぞ知る…織匠神宮司による秀逸袋帯をご紹介いたします。
そう多く問屋さんに流通されているお品ではございません。
その洗練されたデザイン・織技術のルーツは老舗渡文。
現在独立をされ、こつこつとオリジナルの丁寧なものづくりをされております。
価値ある手間隙と吟味された素材は申し上げるまでもございません。
目の肥えた御着物上級者の方はもちろん、
どなたをもうならせる良い仕上がりは、
御着物はじめの方にも、間違いのないおひとつでございます。
【 お色柄 】
かろやかな風合いの白色の帯地。
その地から凹凸豊かに浮かび上がるように地模様を織りあしらい、
独創的に並んだ松菱の意匠は凛とした品の良さをたっぷりと表現しております。
金銀の輝きに紫のアクセントを添えて、
最小限の彩りにて仕上げられた表情は
重厚なムードを放ちながらもどこか繊細。
色彩・構図・織の緻密さに至るまで…完成された美世界が生み出されました。
西陣でもレアなお品であり、
問い屋筋でもなかなかおみかけすることがございません。
一点一点を丁寧に織り上げられており、おのずとその数は僅少。
主人は渡文さんや丹波屋さんで長く修行をされた方、
織りへのこだわりと情熱には、なみなみならないものがございます。
希少なこの機会をお見逃しなきよう、素敵な和姿にご愛用頂けましたら幸いです。
【 織匠神宮司について 】
1994年創業
西陣織の手法で帯を手織で製織している。
京都で修行後、2006年に故郷である鹿児島県に
拠点を移動。鹿児島・南大隅の地でも西陣織を
続けられるよう、織機を解体して自宅横に工房を構え
手織の帯を織り続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80%以上 レーヨン・指定外繊維(紙)・ポリエステル(金属糸風)20%未満
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙NO.2465 織匠神宮司謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、パーティー、お茶席、お食事会、観劇、音楽鑑賞、ご挨拶、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、紋付色無地など
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