商品番号:1522794
(税込)
手織りのぬくもりをたっぷりと感じる素敵なお品。
南風原の織技術を組み合わせて、花織と絣が併用された
希少な南風原花織着尺をご紹介致します。
【仕入れ担当 吉岡より】
シックな色使いと、繊細な花織の表情に魅了され
仕入れて参りました!
伝統をしっかりと受け継ぎながらもそのセンスに現代的な香りをただよわせるおきもの。
時代にあったものづくりが、洗練されたしゃれ心を満たします。
民芸的というよりもシンプル好みな表情は、
現代のおきものファンの方にきっと支持いただけることでしょう。
大人の上質カジュアルを存分にご堪能いただきたい織物でございます。
琉球紅型の帯なども、美しく映えることでしょう。
その他無地紬と同様に着こなしていただけ、帯合わせも本当に楽しくなります。
本場琉球の力ある織りものですので高級なお洒落袋帯を合わせて、
ちょっとしたパーティなどにも素敵です。
なかなかご紹介の機会もございませんので…
織りのおきものファンの方は、どうぞお見逃しなきようにお願いいたします。
お手元でご覧いただければ、一層その美しさを実感いただけることでしょう。
自信と責任を持って、大切に大切にお届けさせていただきます。
織り手の思いが詰まった花織の一枚、どうぞこの機会にお誂え下さいませ。
【色・柄】
一見シンプルな織物のようにも見えます。
ですが、どうぞじっくりとご覧いただきたく思います。
一糸の乱れもなく、実に規則正しく、繊細な浮織が施された面持ち…
シックな黒、緑、紺鼠色で横段を浮かべた地に、
細かに浮かぶ花織と絣の模様。
地色と馴染みの良いグレーや緑、白の花織が浮かび上がる
実に品の良い面持ちの一枚です。
【南風原花織について】
黄金南風の平和郷、南風原(はえばる)。
首里王府の直轄地として、また南部地域の交通の要所として発展してきました。
中国との交易でこの地に絣文化がもたらされたのは、今から600年も前のこと。
以来南風原は琉球絣の産地として栄え…
琉球絣のみならず、日本の絣の発祥地とも言われております。
南風原町では、明治の頃から花織の技法を母から娘へ伝承した形跡があり、
現在も改良されながら織り続けられています。
その後、大正3年4月に南風原村立女子補修学校が設立され、
たくさんの村内婦女子が花織、斜文織などを収得し、その技術は先代から伝わる花織の技術も手伝って、
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、浮織の技法を確立しました。
戦後は、生き残った人たちが貧窮生活の中からあらゆる材料をかき集め、
再び織物の生産に励みました。
織物生産の技術が、彼らを支えたのは言うまでもありません。
現在もその技術は受け継がれ、自分達の伝統的な技法と柄を守ろうと、
意欲的な生産が続けられています。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約12.5m 内巾38.5cm(裄丈73cmまで)
沖縄県織物検査済之証、沖縄県伝統工芸品之証が付いております。
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月) 単衣でのお誂えにもお薦めです。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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